石畳の街 銀紗のヴェールを纏う
語り部の紡ぐ 調べは旅人誘う

西の大砂丘 三日月が照らす夜
姿を現す それは魔法の洞窟

試練の先には 真鍮の煌めき
祭壇の上には 魔神のランプ

Alf Layla wa Layla

《資格者》
《ランプの魔人》は告げる

「叶えたい 事がある 何に替えても」
       「全てを犠牲にしても?

その覚悟あるならば さぁ願いを――」

古の物語 千夜の輪舞曲


石畳の街 絹のヴェールを纏い
舞い踊る少女と 笛を奏でる《ランプの魔人》

願いの果てには 孤独の代償
          からの解放
遠ざかる少年の 不敵な嘲笑

願った者は皆 呪いの対象
ランプの中には 魔人の少女

Alf Layla wa Layla

《ランプの魔人》は告げる

「叶えたい 事がある 何に替えても」
       「全てを犠牲にしても?

その覚悟あるならば さぁ願いを――」

終わりなき物語 千夜の輪舞曲


もし一人で世界を渡るような冒険者なら
望みは自力で叶えてしまうのでしょうか...

ただ踊ることしかできなかった私は
禁忌に縋るしかなかったのでしょうか...

私は待ち続ける...
時が止まったかのようなこの静寂の中で...

私は待ち続ける...
ここに来る新たな資格者の願いを叶えるために...

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

千夜の輪舞曲

コンピ「ゆかビリティ2-民族調-」収録作品。

閲覧数:32

投稿日:2024/01/14 11:20:00

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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