「消えたいね」って僕は言った
猶予う月夜に願いをかけた
「寂しいね」って君が言った
その手を離さぬように
建前だって息を吸って
悲しい笑顔で嘘振りまいた
掛け替えでしかない僕らに
未来は尊すぎて
きっと僕の「意味」とか要らないね
誰かの代わりでしかない僕の心
愛を餌にただ飼い慣らされた命
躊躇い忘れた十六夜を合図にさ
手を取り戦う僕らは「誰」にもなれずに
あれからずっと時が経って
大切なものは様変わりした
「消えたいね」って言葉なんて
くだらない戯言以下
僕らはずっとここにいる
失くした部品の一つのように
掛け替えのない人たちの
未来を埋めてくように
誰かであると誇れる証が
何十億も存在するとか
気休めを真に受けて地の底を這いずり回るだけだと分かってるの
ずっと僕の「意味」から逃げさせて
誰かの代わりでしかない僕の心
愛を餌にただ飼い慣らされた命
躊躇い忘れた十六夜を合図にさ
手を取り戦う僕らは信じてた
僕らの怒りや悲しみとかも全部
愛を生んでただ掛け替えのない命
躊躇い忘れた十六夜を合図にさ
手を取り戦う僕らは「僕ら」になれずに
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