大切なものなんて分からない
生きてる意味すら見いだせない
過去が無ければ未来もない
我戦場にあり

引き寄せられる 目から離れない
名前も知らない 憎い君
大切なもの全部 奪われたから
もう後ろは見ない

追い詰められた鼠が 牙をむいて
襲いかかる 百獣の獅子
選択肢なんて 有りもしない
一石投じて 賽を振って
窮途を嘆くより 水を背にして戦おう

死ぬための理由さえ見つからない
自分の事さえ分からないまま
この体突き動かすのは
混乱の世情

夜毎に思い描く 遠い悪夢
浮かんで消える 憎い君
大切な記憶さえ 持っていかれたから
もう前しか見えない

虚に乗じて懐に 違わず入る
肉を切らせ 骨を断つまま
生き残る術は 考えずに
一閃光って 一矢を報い
塵に迷わずに 君の咽元へ刃を

大切なもの全部取り落して
残ったのは憎い君の顔だけ
この体動かすのは復讐のみ
理由はすべて後付けで今はただ
「貴様が憎い」

時さえ遇えば鼠も 虎にすらなる
迎えて解く 刃に沿って
時代に従いそのままに生きる
一花咲いて 天下を知り
一死一生に 人間の心を見る
寸分違わず 重なる刃の遠い音


―――――砕け散った刃の先に突き刺さるは、朱の花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

戦禍の刃

諺を沢山入れてみました

KAITOからがくぽな詞

がくぽ率いる近隣の城主に攻め込まれて過去も未来もなくした青年の復讐

のつもり

ラストでどちらが勝ったかはご想像にお任せする形で

当初はレンの予定でしたが、書いてる間にKAITO兄さんに・・・・

*絶賛曲募集中

閲覧数:64

投稿日:2009/09/10 00:32:27

文字数:517文字

カテゴリ:歌詞

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