あの日を知っていた私は
彩りのなくなった世界に
冷たい水だけを捧げながら

芽の出ない土に祈った
「どうか君が幸せでありますように」

(どこかで)ゆらめいた影に(ささやいた)明日が
そっと(そっと)流れては消えてゆく(それでも)

その中に(いつか)笑う君を
見つけられたなら良いと願う


二度と戻れないあの日は
記憶に凍りついた世界で
あたたかな火を待つこともなく

雨のない空に祈った
「どうか君は幸せに生きて」

(うたかたに)ゆれてる(波間に)寂しげに
小さく(ちいさく)光を放って消えてゆく(いつの日か)

どこかで(誰かに)出会ったあなたが
笑っていられたら良いと願いながら

ライセンス

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祈り

テーマは別れ。

どうしても私自身が幻想的な風景や民俗音楽が好きなせいもあり
意識せずに詞を書くと風景描写が多くなりがちです。

現代的な詞を書くと割と冷たい印象が多くなる傾向に…
ですが、これも私の特徴と思えばいいのかもしれませんね。

かっこ内は一応輪唱のようなイメージで。
ただ、かっこを外して一人で歌っても
意味が通るようにはなっています。

曲やイメージイラスト絶賛募集中です。

閲覧数:108

投稿日:2008/06/17 14:31:33

文字数:295文字

カテゴリ:その他

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