(A)
君の笑顔は涙の代わり
笑うことが泣くことだって 哀しすぎるよ

(B)
痛々しい肩に降り注ぐ氷雨
亡くした人を想い寒さに怯える

(サビ)
寒い さむい サムイ
震え 怯え 嘆きながら笑う
心 音を立てて崩れ落ちる前に
凍る雨で君を終わらせたい


(A)
空に張り付く無機質な月
研ぎ澄ました寒さが通り肌を切り裂く

(B)
騒々しい静寂 酷く長い夜
明日でちょうど二年 まだ癒えることも……

(サビ)
痛い いたい イタイ
凍え 叫び 喉を潰し笑う
『明日を望まない』と君がそう告げれば
凍る雨で胸を貫こう


(C)
触れて 濡れて 凍ればいい
指も 何も 凍ればいい
願うことは罪?

 ―――氷雨

(サビ)
寒い 寒い 寒い
涙 零れ なお歪に笑う
君が怯えたまま明日を迎えるなら
凍てる瞳 潰してしまおう

(サビ)
触れて 濡れて 凍え
震え 叫び 嘆きながら歌う
明日が僕らを呼び 心壊す前に
氷雨の空 どうか終わらせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

氷雨

大切な人を亡くした少女と、その少女を大切に想う少年。
心が歪んで、泣くことが出来なくなった少女を見守る少年の心も、やがて病んでいくという、なんとも暗い内容です。

ピア投稿自重してたんですけど、ちょっと浮かんだので書いてみました。

作品の改変は構いませんが、原型を留めないものは御遠慮ください。

閲覧数:110

投稿日:2008/11/15 19:48:40

文字数:424文字

カテゴリ:歌詞

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