KAITO兄さんが大好きです(その割にアイコンはミク 音楽無能なので詩しか作れませんが、基本路線はダーク・シリアス・悲恋系。 漢字大好きで、当て字、造語も結構あります。 カタカナというか、アルファベットには弱いので、和風な詩の方が好きです(が、古語の知識もあまりない
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短歌行
月の浮かぶ天の川に
想い浮かべるは君の姿
遥か続く流れの先に
銀の雫が降り注ぐ
華やぐ宴もたけなわ
盃を掲げよ
酒を飲んだら歌おうじゃないか
命は儚い朝露に
過ぎ去った日々は彼方へと...短歌行
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十まで数えて闇の中
水に浸る『子』を見つけた
ナイフを突き立てて
「次はあなた」と呟いた
隠れ家は暗い小部屋
どうか どうか見つけないで
『もういいかい?』
「まぁだだよ」
暗闇 一人のかくれんぼ
小さな人形を 鬼に見立て隠れましょう...かくれんぼ
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帰ろうか 茜色の空
手を繋ぎ 歌を歌いながら
帰ろうよ 暖かな場所へ
僕らの故郷
星の落ちた空は暗く
街の明かりがきらきら光る
ふと 寂しくて叫んでみた
「私はどこにいるの…?」
帰ろうか 星の巡る空
手を繋ぎ 歌を歌った道...帰り道
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森の中で貴方を待つ
夢見心地 赤い獣
そっと草木 分けて覗く
気味の悪い舞台を…
私に惑わされて
さぁ こちらにいらっしゃい
貴方の問いかけにも
愛らしく答えるわ
踊りましょう 踊りましょう 闇の中で
跪く足元に口付けして...Rotkappchen
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『愛しい母様 何処に居るの?』
甘ったるい声で貴女を呼ぶ
私は未だ鏡の裏で
貴女の声を探しているの
この世で一番美しいのは
ただ一人貴女しか居ないわ…
鏡よ鏡(Spiegel...Spiegel) 答えてください
白雪に滲む血の赤さを
ひび割れた声で歌うように
耳に残る旋律(Melodie)...Schneewittchen
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風音聞く 今宵 我が心
一片散るは淡き色の花
友よ 友よ今宵共に
明日の別れを刹那忘れ
この杯を受けてくれ
溢れ零れるまで注がせておくれ
猛る風が散らす花吹雪の中
涙を忘れ 共に笑おう
夜が明ければ君は旅立つ
遠く遠く故郷を離れ...勧酒
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Hu ui harlu toear.
Sell ui cou lar.
Re di alu kisyu
si fa rato xeryu.
Ill mar fa couisteanar.
Xar hilly wear chele.
Iar ui Leisya fa cou.
Walt ui hela...Leisya 【自分語注意】
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4番目アリス
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3番目アリス
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2番目アリス
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1番目アリス
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(A)
君の笑顔は涙の代わり
笑うことが泣くことだって 哀しすぎるよ
(B)
痛々しい肩に降り注ぐ氷雨
亡くした人を想い寒さに怯える
(サビ)
寒い さむい サムイ
震え 怯え 嘆きながら笑う
心 音を立てて崩れ落ちる前に...氷雨
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(サビ)
雨に煙る紅葉は染まず
緑深く揺れている
流る 揺らぐ川面の月を
赤い橋に一人待ちます
(A)
指を浸せば冷たいながら
風は温く 梢を揺らす
小さな嬰児の掌が
名前を裏切り振り返された...緑紅葉
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砂上に聳える楼 漂う甘い吐息<いき>
もうどれほどの時を数えたというのだろう
照る月を爪で削って輝月<きげつ>を僅かに変えては
巡る星々
遠ざかる花弁<はなびら> 雫
指で掬い舐める
蒼く光る月華の下で祈る人の群れ
嗚呼 十六夜の月 あなたを抱く<いだく>
どこまでも深く甘く優しい光で
月下に奏でる...月華<げっか>
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宵宴
宵深く風に乗り届く 花信を告ぐ香
いざ いざ 宴を開かん
斯かる稀なる月の下にて
月明かり 灯りなぞ要らぬ
いざ いざ 連れ立ち往こう
宴の席にて祝いを述べる
火を消せ
淡き白が霞む無粋を
嗚呼 美しいこの花を私の舞で愛でましょう...宵宴
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(A)
花は散ってしまう
雪は果敢なく溶けいく
香る 残り香さえ
いつかは霞んで
(B)
幼い心は変わるのと
大人は皆告げる
時を止めて
(サビ)...このままで