タグ「KAITO」のついた投稿作品一覧(10)
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短歌行
月の浮かぶ天の川に
想い浮かべるは君の姿
遥か続く流れの先に
銀の雫が降り注ぐ
華やぐ宴もたけなわ
盃を掲げよ
酒を飲んだら歌おうじゃないか
命は儚い朝露に
過ぎ去った日々は彼方へと...短歌行
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風音聞く 今宵 我が心
一片散るは淡き色の花
友よ 友よ今宵共に
明日の別れを刹那忘れ
この杯を受けてくれ
溢れ零れるまで注がせておくれ
猛る風が散らす花吹雪の中
涙を忘れ 共に笑おう
夜が明ければ君は旅立つ
遠く遠く故郷を離れ...勧酒
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2番目アリス
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(A)
君の笑顔は涙の代わり
笑うことが泣くことだって 哀しすぎるよ
(B)
痛々しい肩に降り注ぐ氷雨
亡くした人を想い寒さに怯える
(サビ)
寒い さむい サムイ
震え 怯え 嘆きながら笑う
心 音を立てて崩れ落ちる前に...氷雨
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(サビ)
雨に煙る紅葉は染まず
緑深く揺れている
流る 揺らぐ川面の月を
赤い橋に一人待ちます
(A)
指を浸せば冷たいながら
風は温く 梢を揺らす
小さな嬰児の掌が
名前を裏切り振り返された...緑紅葉
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宵宴
宵深く風に乗り届く 花信を告ぐ香
いざ いざ 宴を開かん
斯かる稀なる月の下にて
月明かり 灯りなぞ要らぬ
いざ いざ 連れ立ち往こう
宴の席にて祝いを述べる
火を消せ
淡き白が霞む無粋を
嗚呼 美しいこの花を私の舞で愛でましょう...宵宴
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黒い帳が下りて明けぬ夜へ 歪な嘲笑が響いた
踊る道化の刃 抉るは 光への餓えた願いで
もう 先の見えない漆黒に包まれた希望は
どうすれば輝きだすのだろうか…?
殺ぎ落とされた 心撒き散らす
何処までいこうと何もない枯れた荒野のただ中
咲かせる花は 緋を滴らせ
刹那の生命を眩しい程に告げる 愛しいモノ...闇殺
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「さぁ、行こうか!」
A
古い小屋から見つけた地図がね
宝の島の場所を教えた
B
さぁ、漕ぎ出せ海に
きっとボクラを待ってる
C
輝く波や風に誘われボクラは行くのさ
どこか遠くの...ボクラの宝島航海記(歌詞投稿
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疾く征けや 深き陽炎
霞まぬ明日を願う
常闇に悼む蛍火
甘き滸に耀くだろう
空を食み吼える孤狼も愛し妻を恋て泣く
流れ来る焼ける想いも愛し君を恋て泣く
此処は何処か 君は何処)か
我が声は虚しく呑まれ
霧に霞むこの手も既に
掴むことは二度とは無いと...幻恋歌
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(A1)
白く静かな大地に君だけが鮮やかに紅く
(B1)
暗く澱んだ空
枯れ果てた梢
希望も見失うような ただ白い闇
(C1)
どこに行けばいいのか
どこに行ったのか
わからないままに佇んで...六花