道は腐った歴史の街
沈む瓦礫を拾い集めて
何かになりたかった
「もう遅いかな。」と
遠くを見る君は
窓を開けて静かに呼吸した
ただ「何も出来ない」と 僕は諦めた
空気はもう無くて

連れ去られる夢を見る
天井に映る流れ星
僕にはもう届かなくて
深く沈む

「君は強く生きるんだ」と
ありふれた回答を貰う日々で
酷く爛れていった 心の奥底
嫌でも与えられ
捨てることも許されないと知った
ひとつの物語を まだ彷徨って
何百回(いつ)までも続く

海が死ぬ夢を見る
壁は消えてゆく
それでも僕には届かないんだと
知ってしまった

君の存在しな(いな)い世界
それは嫌だった

僕は真夏の夢を見る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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海底まで 歌詞

閲覧数:27

投稿日:2024/09/07 14:06:18

文字数:298文字

カテゴリ:歌詞

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