暖かい日差しが刺さる 街はいつもと同じ顔色
青い空と白い太陽が影を作っては人を見下ろす
その時 僕は 孤独になった
暗い部屋の中じゃなく 空に浮かぶ硝子の柩
閉じ込められ 聞こえない 僕の声も 消える
行く場所がないと知ってしまったとき
血の涙は流れぬまま 張り裂ける胸を押さえつけた
周りには誰もいなくて 空は薄暮に変わろうとした
宵の明星が語っていた 僕は誰でもなくなるんだと
だから僕は一人だと 柩に入って その意味を知った
記憶の中 それだけが 誰かといる証
誰も救えない 硝子の柩には
ただ冷たい空気と血が満たされている その胸から
張り裂けた声 爪の跡 少しだけ濡れた瞳
受け入れられない弱さは 何に変わる? Ah-
暗い部屋の中じゃなく 空に浮かぶ硝子の柩
閉じ込められ 聞こえない 僕の声も 消える
誰も救えない 硝子の柩には
ただ冷たい空気と血が満たされている その胸から
BURY ME WITH GRIEF
完全なゴシック調ヴィジュアル系という趣味と素が合わさった歌詞です。
直訳タイトルの「悲嘆と共に葬り去れ」にある通り、
完全に悲嘆という名の柩に囚われた人を取り上げてみました。
完全に救いのない内容ですが、気に入っていただけると幸いです。
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