水彩/AiSuu

差し出した足は頼りなくて
月明かり 正しく照らしていた
街路灯の水面を踏み越える

積もり切った言葉の上でさえ
吐き出せない僕の掠れた息
闇の間に解されてしまった
つぎはぎリズムで歩き出す

水彩の街で混ざり合う輪郭を
ささやかなステップで散らしてく
消去を繰り返していく画面を風に晒す
崩れた思いは響かない心
言にすればずれてゆく意味と
今日も涙は夜に映らない

辿りだした星が眩しすぎて
窓ばかり振り向いてしまうよ
空の藍で肺の底を浸す

痺れ切った頭の中にある
おぼつかない、だけど大事なもの
ばらばらな音に乗せてみる

水彩の街で混ざり合う輪郭を
ささやかなステップで散らしてく
消去を繰り返していく画面を風に晒す
崩れた思いは響かない心
言にすればずれてゆく意味と
今日も涙は夜に映らない

でもあの滲んだ世界でひたすらもがきたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

水彩 / sorairo feat.AiSuu

『水彩』の歌詞です。

閲覧数:50

投稿日:2024/02/22 19:29:05

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

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