「Snowdrop（スノードロップ）」

「凍てついた白い冬のあとに春はきっとくるよ」
白い息弾ませて笑うきみをぼくはずっと見つめてた

「夢はいつでもはかない」ため息つくだけのぼくをおいて
走り出した後ろ姿まばゆい雪のきらめき跳ね

たとえどんな高い壁に阻まれたって
そのひとみが映す未来図かわることはないよ

どこまでも続く道のはてのひとすじの光は
たえまなく降りしきる雪に耐えて咲いた花だと知ったよ

タイミングだとか計算上手にできないきみの不器用さも
きびしい季節選んで咲くスノードロップの花のようだ

たとえばだれかがきみを落としても
すべて許し手を伸ばす強さ今も思い出すんだ

「凍てついた白い冬の後に春はきっとくる」と
果てしなく続くよな寒い夜をきみはいくつも越えてく

どこまでもぼくはきみの背中押していく
あきらめないであきらめないでぼくがそばにいるから

どこまでも続く道のはてのひとすじの光は
たえまなく降りしきる雪に耐えて咲いた花だと知ってるから

「凍てついた白い冬の後に春はきっとくるよ」
白い息弾ませて笑うきみをぼくはずっと見つめてた

もしもきみが疲れて膝をついてしまったとしたら
その荷物はぼくが持つよ