「リスタートシグナル」
夢の中で記した やり直せない解答に
割れた虚像の正解を映し出していた
手探りで積み上げたハリボテの音の先には
陰る光がそこにあった

遠ざかる針先に 手が届かなくなっていた
未だ覚めない幻想が 身体を沈めてゆく

答えを書き出せない その白紙のページ
引いた線に見えたのは希薄な色だった
震えた手で掬い出す この命の欠片を
どこに繋げば報われるだろうか

やりきれない赤色を望んだ日々と対称に
欠けた心は未だに変われないままで
迎えたハッピーエンドに重ねた道の先には
触れられない灯があった

溢れ出る間違いを 箱の中にしまい込む
そんないたずらな現状が 身体を締め付けてる

答えを書き出せない その白紙のページ
濁った火では暗闇も照らせないと分かっていた
枯れた水を掬い取っても終わりが見えないならば
どこに向かえば救われるだろうか

影が差す時の中 出した虚言の最果てに
掴もうとした輝きは何も残ってなかった
固く閉じた障壁に目を向け手を伸ばした
不確かな光でも 踏み出す先は見えてるはずだろ

答えも定まらない 不鮮明な世界でも
他の誰でもないこの手に従うから

答えを書き出した その白紙のページ
引いた線に見えたのは定かな色だった
震えた手でもいい その瞳が乾くまでは
一つの鼓動で進み出せるから

継ぎはぎの言葉はここでリスタートしよう
この音を響かせた証を絶やさないように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

リスタートシグナル 歌詞

こちらはオリジナル曲「リスタートシグナル」の歌詞です。

閲覧数:17

投稿日:2025/04/25 23:20:36

文字数:606文字

カテゴリ:歌詞

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