「ん・・・」

また朝が来た。昨日カーテンを閉めなかったからか、すごく眩しい。

そして思いっきり泣いたからか、体が動かn・・

「あ、起きたよ起きた!!レン~!」

は!!?

「起きた?今いくよ~!」

ななな・・!

「なんでここにいるの!?」


ガバッと起きれない。
泣いたのと体が重いのは関係なかった。
だって昨日の双子ちゃんがお約束の侵入&すまきをしてたんだから!!

しかもすまきって・・・古い!!


「き、君達!人の部屋に勝手に入っちゃ・・」

ん?いい匂いがする。
キッチンのほう?

「よくそんなに眠れますね~。はい、「アサゴハン」ですよ?」


朝ご飯、といいながら目玉焼きを渡される。

なんかもうキッチン使われてもツッコむ気がしない。


「ありがと・・・」

でもとりあえず、さ。

「すまき・・・ほどいてくんない?」


*********************
アナタノココロ侵略ロボット!!2
*********************


やっとすまきをといてもらい、朝ご飯をいただく。
宇宙人さんにしては料理が上手なんですね。

「「だからそっちの宇宙人じゃないんです!」」


あ。そうだ心読めるんだっけ。


「・・どうせだし双子ちゃんも食べれば?」

「え!?いいんですか?」


いいんですか、って。
「いい」とも「悪い」とも言ってないうちにいろいろやられれば、ねぇ。


「じゃぁ、いただきまーーすっ!」


無邪気に食べてる二人。
なんだかすごく和む。

「「観賞用じゃありませんっ!」」

食べてる途中でも読まれてるし。
それにしても誰かと食べるなんて何年ぶりだろ?

そう思い返すと、やっぱりあの声。



<あなたはいらない>

っ・・・

ごめん、帰ってくれない?

またそういって逃げたくなる。

急に怖くなる。
双子ちゃんが人じゃないのは分かってる。

けど------

<怖い>

「「嫌です。」」

-------え?

「また昔が怖くなったんですね?」

読まれた上に、言い当てられた。

「僕らはエリートロボット!あなたのココロを侵略しに来たのです!」

そんなことは初対面の時聞いた、だからなに?

「そんなあなたを助けに来たんです!!」


助け・・・に?
こんなあたしを?

「馬鹿言わないでよ。」

私を助けてくれる人なんていない。
ごめんね。本当はすっごくうれしいの。
けどやっぱり信じられない。
助けるなんて、馬鹿みたい。


またココロを読まれたかな、と振り返る。

あれ?いない。

まさか・・・夢?

そうだよ、最初っから夢だよ。
誰も私を助けるなんて・・

ん?

なんだろこのビデオテープ。
てゆかビデオテープも古い。

気になる。でも記憶にない。

・・・ここまできたら見られずにいるだろうか?

勇気を出して、ビデオテープをエイっと入れてみる。

ザ・・ザザ・・

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

[あの人を馬鹿にしないでください!]

[そうです!僕らはあの子を救うんです!]

二人が映る。

[でも二人にはまだ・・無理じゃない?あの子は・・]

同じ服にツインテールの緑の女の子が言う。

[そうよ、リン。レン。]

今度は大人な茶髪にショートのお姉さん。

[俺らに任せなよ。二人はまだ小さいんだから。]

お姉さんと同い年ぐらいのお兄さん。

[[うっさいバカイト!!]]

あ。。。カイトさんか。

次に双子ちゃんが驚きの言葉を放った。

[[あの子は・・・僕たちが信じるんです!!]]

[[たとえ無理でも、できるだけ救いたいんです!!]]

[[もしもできなかったなら僕ら、消えます!!!]]

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

ザザ・・ザ


映像が途切れる。
嘘・・・

消えるっていったよね?

嫌だよ。

やっ・・


「嫌だっ・・・」

私は息を切らして、家のかぎもせずに出た。

もしも、二人がココロをよんでいたら?

怖くなる。今まで以上にずっと。
                                                「りーーん!!れーーーん!!!」

リンか、レンかもあってないかもしれないけど。

私は叫び続けた。

やっと・・・

                                                                                                  信じられる希望を見つけたんだ。


















ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アナタノココロ侵略ロボット!!2

まさかの消える宣言!

さあ、作者は無事にうまく話を終わらせられるのか!?((

次回最終回です。

閲覧数:170

投稿日:2011/08/24 21:12:46

文字数:1,994文字

カテゴリ:小説

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  • 猫山

    猫山

    ご意見・ご感想

    おおおぉー!
    待ってました!w
    今回も双子結構やること古いなーと思いながらニヤニヤしてたんですけど、まさかの消える宣言!? 
    しかも、次回は最終回・・・ 
    寧々さん頑張って下さい!(何を・・・
     
    いきなりきて騒いでお粗末様でしたw

    2011/08/25 19:11:46

    • *ちるらむ*

      *ちるらむ*

      いろいろ古い事しってる宇宙じ・・・リンレンですw

      おう!頑張るよ!!(だから何を
      いやいや、猫村様またぜひ見に来て騒いで行ってくださいww

      2011/08/25 21:25:01

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