ふたりには狭いソファの隣　肩寄せ合うのも悪くないな
君の好きな紅茶が香る　しあわせを溶かした甘い蜜
僕ひとりで味わうには　それはもう甘すぎて
でも　ふたりの今は　最高の贅沢なんだ

この時が終わらないようにと　いつだってそう願ってるんだ
穏やかに笑む　ささやかすぎるしあわせの時　ともに過ごそう
鼻くすぐる甘い香りの　温もりさえすべて愛しくて
そっと艶やかな髪を撫でて君に口づけたい　なんてね

そっと重なった手を握る　壊してしまわないよう、そっと
君のやわらかい微笑み　帰れずに後ろ髪引かれる
僕ひとり放り出されるのは　あまりにもつらすぎて
だから　ふたりの時間を　少しでも延ばしたいんだ

もうすぐ終電が近づく　離れがたい想いとうらはら
「すぐ逢おうよ」「絶対、すぐにね」　必ずふたりそう言い合うんだ
君のところへ必死で走る　つまづいて　それでも立ち上がって
終わらない毎日も君となら楽しめるはず

ふたりで同じ想いを感じてる　と思っていいのかな？
そんなつまらない不安も　疑問も　投げ捨てて

この時が終わらないようにと　いつだってそう願ってるんだ
穏やかに笑む　ささやかすぎるしあわせの時　永遠に続けと
鼻くすぐる甘い香りの　温もりさえすべて愛しくて
そっと艶やかな髪を撫でて君に口づけたい……今すぐ