『涸れ涸れな日々』

大丈夫 大丈夫だ
地べたを這いずり回るとしても生きられないことはない
この惰性が続くか試してみようじゃないか
青々しい空が燻んだ

諦めたとかいって将来を語る矛盾はどうする
誰が許さないと言ったか
とりあえずその場に居てみればいい

脳裏に焦げ付くほど鮮明に生きたい
誰にも忘れられたくないから
血液に紛れてしまえばいい
何もないから疎ましい不安の全てが欲しい
喉が枯れる
こんなものは言い訳だ

大袈裟な性格が災い
「どうしたんだい?」を期待する醜さを自覚するばかり
ほんと、浅ましいよな

誇らしげな言葉選び
この世は我に勝らん
身を焼くほど熾烈でない限り

それほど大きくなれなかった
生きたいって思えちゃだめだって思えた

脳裏に焦げ付くほど鮮明に生きたい
この身は淋しさばかりだから
やるせないことを排して
時間と金を払ってでも自己満足が欲しい
喉が枯れる
中途半端なんだからさぁ

心には何もないから
愚直な言葉しか出てこない
それだって夜しか眠れない二人の真似事だ
「上面の言葉一つじゃ満たされない。」

言葉遊びすらできなくなって
全部壊れてしまえばと思って
畦道を歩いた時に見上げた月があまりにも綺麗だったから
30になるまでに改心できたらいい
だから夜の詩はそれまでおあずけ

あんたらにわかるといいね
この憂いが

ライセンス

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涸れ涸れの日々

「かれがれ」と読みます。


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投稿日:2022/11/08 10:44:28

文字数:578文字

カテゴリ:歌詞

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