歌:KAITO
曲・絵:アカメ

一緒にいこう、そう言ったきみの笑顔(かお)は
どんな星よりも 輝いて見えた
そっと手を離した 弱いぼくに
神さまが与えた 最後の奇跡

いつからか 僕らは分かたれて
天の川の岸から 手を伸ばす

年に一度の 星めぐりの夜
君の隣は 僕のはずだった

人々の波に逆らって歩く
まるで誰にも見えてないみたいだ

祭りの笛音を背中に
ひとり汽車へ乗り込んだ

今日の新聞でも読んでいよう
すごいでしょ、ぼくも追いついた

すごいな、一字も間違えてない
きみがいつも間違えてるだけさ

着くまでまだまだ時間もあるな
濡れた服が乾くまでのあいだ

しりとりでも始めよう
なつかしい遊びだね

からすうり りんごうり
立夏 開花 枯葉 母 博士 ……背中合わせ
星座早見表 運動場 宇宙ステーション

「あぁ、終末(おわり)だ。」
幼い頃 きみと誓ったあの約束(ことば)

ごめん、守れないな

ぼくは乗る汽車も間違えてた
もう言葉は届かない 対岸(きょり)にいて
ぽとり髪や 頬から落ちる雨は
元から銀河(ここ)には なかったんだね

今日の新聞でも読んでいよう
すごいな、一字も間違えてない
着くまでまだまだ時間もあるな
しりとりでも始めよう

からすうり 立夏 枯葉 博士
星座早見表 宇宙ステーション

「あぁ、終了(おわり)だ。」
ひとり汽車で 揺られていたはずなのに

ずっと誰かと一緒だった

牛乳を求め コトコト揺られる
お宮の双子は帰れたろうか
今度は君と この景色を見に来よう
あの日の約束を 覚えてるかな

青く一等 またたく海星に
どうして星粒(なみだ)が止まらない
懐かしい君の 笑顔がよみがえり
そっと背を預けた とある祭りの夜

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

とある祭りの夜

KAITOへのお誕生日プレゼントとして、V1とV3が織りなすちょっぴり切ない曲を作りました。

とある祭りの夜 / アカメ feat.KAITO
◇ニコニコ動画→https://nico.ms/sm41790506
◇YouTube→https://youtu.be/bh11Yx6Mlh8

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投稿日:2023/02/14 21:08:46

文字数:739文字

カテゴリ:歌詞

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