振り返るとそこに酷く虚ろな影を見る
寄せ返す吐き気の一歩後ろから覗いている

塗り替えるペンキとどこか悲しいファサードに
繰り返す流行りと廃りの渦が浮かんでいる

「どうぞ好きなようにしておくれ」
今更どうも抗う隙なんて無いくせに

感傷の不快感
先天性のメサイア
水面の閑雅に同心円を穿つ
失くすモノさえ手に入れられなくて

偶然に抱いた
反感情の支配下
歪んだレンズのせいにしたあの時
泪の理由を教えて?


咽返す様な夜に不意に覚えた違和感は
とりあえずで生きた過去を締め付けて離さない

「どうか悪いようにしないでくれ」
今更どんな世界にも希望なんて無いくせに

閃光とアリア
副旋律の在処
入り組んだスキーマに放物線を描く
奪うコトから足を洗えなくて

漠然と描いた
耐水性の未来は
悴せった心理の再形成を望む
泪の行き場教えて?


「どうやらここが僕の死に場所だ」
今更どうした。答えは初めから有るくせに

感傷の不快感
概念上のリナリア
ふざけた正義に最終戦を挑む
隠すモノさえ見つけてやれなくて

感情の支配は
そう簡単じゃないや
歪んだレンズに懐かしさ覚えて
泪の理由を探した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】水面のリナリアと放物線【歌詞】

閲覧数:880

投稿日:2019/10/20 20:06:37

文字数:498文字

カテゴリ:歌詞

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