髪が伸びた 少し邪魔になった
君の笑顔を 髪が隠す そんなことで
写真(かみ)をめくる 焼かれた過去
指でセロハンの上 なぞる 隣の君と比べた
いつも同じ場所にはいないんだ
でも 手探りで二人 居場所を探してる
きっと 目を瞑っても出会えるから
いつも同じ時間は刻めないんだ
けれど 呼び合えば二人 そう僕と君は
同じ一秒を刻み始める
どうしてもわからないものがある
いったいいくつの日々を君と超えたのだろう
いったいいくつの日々を超えていけばいいのだろう
それぞれがそれぞれの道を行く
手を繋いだだろう? 僕は君の手を取った
拒まなかったろう? 君を信じてるんだ
確かなものなんて 何にもない気がして
髪を切った 少し広くなった
枯葉が覆う 軽く踊る そんなことで
はためく髪 汚れた靴
晴れた気持ちに 指で払う 飛行機雲の空
いつも同じ空だけ見上げてる
たとえ はるか彼方でも そう 僕と君を
そらが繋いでる 鳥が伝えてくれる
こんなにも穏やかな日々の中
いったいいくつの言葉 君と交わしただろう
いったいいくつの言葉 綴っていけばいい
ただ一言で済むこともあるのに
進化してく ヒトモノジダイの中
不安定に揺れてる二人 今にも倒れそうで
お互いを見失うのが怖い
だから 千切れそうな手を離せなくて
雑踏の中で名前を呼び合う
けれど
手を繋いだだろう? 僕は君の手を取った
拒まなかったろう? そうだ 君を信じてるんだ
確かなものを今 強く握り締めてる
裸足になろう この空のように
二人で行こう 迷うことはもうないから
旅先の地に僕らの名を彫ればいい
旅先の地に僕らの名を彫ればいい
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