超高層摩天楼
形骸達の不埒な綺語
赤口
耳に張り付く歌、脳に響き渡って 致命的傷を残す
真実は裏返って 皮の下で痒く疼く

口付けに 汚れが舞う 触れ合えば 汚物が這う 
肉袋 鮨詰の罪 抉じ開けて 救いましょう

原型というモラリズムの枷杭
今この手で
少しだけ強引に引き抜いて
赤葉桜は乾季の衝動
覚束無い
街はパンドラの箱尽くめ

深々と氷雨
それでもただ湧き踊るは悪夢
癡肉で
人肌に温める鳳梨
無頓な羊 ほら捕まえた 

狂怖色 歪むメロウ 影と影 和える饗
頬張れば 病み付きになる 嚥下して はい。笑んで?

感覚の彩度上げて見開き
溜息橋
焦燥は出で立ちと崩折れる
その感情の秘境は恍惚
等間隔
弾け飛び滲み溶けるまで

千切れ離れ離れ然れど繋がりあう
調節はしたから さぁ、七孔噴血 披露して

残り香と飛沫煙に巻いて形無し
胸広がる
感嘆は愛欲の出汁となる
雨に紛らす粗相も少々
今宵もただ
罪は狂おしく甘やかで
ただ埋もれる夜光に趣き
甚だしく
酔いどれて千鳥寝床まで
泥眠れば、賢者の朝焼け
全てはまた
皮の下に隠れていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

秉燭

閲覧数:84

投稿日:2014/12/03 02:12:57

文字数:473文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました