A1
それは 幼き日に 私の犯した罪です
雛遊びと称して 雛流しを行ったこと
そんな 私への罰 「幸福になれないこと」です
三月のあの日まで 彼女らが 見張っているんです

B1
あの日から 私はずっと見張られているの
逃げる術はなくて ただ 耐えるのみ

S1
二月 雛納(ひなおさめ)までには あまりに早い
雛人形が こちら見てる
「無条件に幸福なんて許さない」と
私は まだ 解放されず

A2
その日 夢に見たのは 和人形たちの行列
ちらりちらり 私を見ては 嗤っていたんです

B2
「幸せ」と言う文字から 「一(いち)」をひとつ引き抜いて
「辛い」と言う文字に変えて 消えていく

S2
鈍(のろ)い牛車の牛でさえも 私を嗤い
幸せになれないのを 嘲(あざけ)る
雛囃子たちが奏でるのは 私の不幸
いつまでも 奏で続けている

S3
雛遊びと称して 流された私
もう 戻ること許されずに
遠い昔 流し雛に遭った 雛人形は
今 何処にいるのですか?

今 何処にいるのですか?
私の幸せ 何処ですか?

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  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

「二月の雛遊び」

和風と聞いて、時期的に雛人形的な……

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投稿日:2014/02/02 20:34:46

文字数:455文字

カテゴリ:歌詞

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