ジャケット

僕たちは決して忘れないだろう。
we will never forget.

海を泳いで渡るよりもタフな旅だった。
The journey was tougher than swimming across the sea.

そして最後の敵を前にする。 だけど彼女は勝ったとしても代わりに死ぬ運命。
And face the final enemy. But even if she wins, she is destined to die.

そんな悲劇があるだろうか?
Is there such a tragedy?

私たちは戦わないよう彼女を説得した。
We persuaded her not to fight.


でも彼女は僕達に言った。 世話になったと。
but she told us...Thanks for all you've done.

闇の中にあなたの優しい眼差し
Your gentle gaze in the darkness

いつかきっと また会えるよ。
Surely someday I'll see you again.

だから今は迷わないで 終わらせなくては
So don't hesitate now We have to end it


勝利の叫びは
victory cry
君への鎮魂歌(レクイエム)
Requiem for you

泣きそうな僕の心を抑えて
Suppress my heart that is about to cry

僕のわがままな願いを叶えてくれるなら
If I can fulfill my selfish wish

ほんの少しの間でいいからそのあなたの顔を見せて欲しい
I want you to show your face for a while


ああ、時よ、哀れんでおくれ。 もうすぐ旅は終わるんだ
Oh, time! please feel pity to her.
Her journey is about to end.

彼女は言った「ぜんぜん悲しくないよ、だってまた会えるんだから」
She said, ``I don't feel sad at all, because I'll see you again.''

怪物の死の叫び声
The scream of the demon's death
 
そして神聖なる渦が湧き起きて
And a sacred vortex arises.

最後の攻撃を与えます。
Give it the final attack.

崩壊の渦中で
In the vortex of the collapse

彼女の最後を誰も知らない。
No one knows her end.

今はただ、彼女の言葉が僕の頭の中でこだまする。
Now, just her words are echoed in my head.

僕はあなたを忘れない。
I will not forget you.

また会えるさ。
We will see you again.

風が鳴いている。
The wind is howling.
魂の叫び
cry of the my soul

00:00 / 03:22

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

We will see you again(「魔王軍の気高き女神さん」カバー)

Saizou氏の楽曲「魔王軍の気高き女神さん」を同氏の協力と了承を得てカバーさせていただきました。
同氏に感謝申し上げます。私の編曲は英語の歌詞のみで、メロディに歌詞を合わせるための歌詞の変更を行っていますが、方向性は変えずにアレンジしています。メロディラインは耳コピなので若干違うところがあるかも知れませんが、ほとんど変更はしていません。極一部、追加のボーカルパートを終盤に入れてます。
コーラスを追加しています。

オリジナルの歌詞やメロディの展開から吟遊詩人の語り感じがしたので歌詞、編曲作業の際、自分なりの味付けを入れてます。オリジナルの楽曲にポテンシャルを感じていて編曲してみたいという衝動にかられました。自分としてはオリジナルの雰囲気を壊さず、編曲できたと感じています。
何せ別のアーティストさんのカバーは初めてで、投稿のプロセスにも問題がないのかも分かりませんが、聴いてもらえたら幸いです。

ここからは編曲に際して自分が想像の枠を広げるために作った作文になります。

辺境の酒場。北風が轟轟と鳴り、傷んだ建物も軋む。
薄暗いカウンターとテーブル席には疲れた戦士たちが点々と座っている。
長い戦いの中で故郷、愛する人を失い、自分の人生や生き方について
自分自身と向き合っているようだ。

一人の吟遊詩人が弦楽器を弾き始める。そのメロディはどこか悲しげで
人々の心に響く。その物語はいくつものの中の一つに過ぎない。
彼もまたかつては戦士だったかも知れない。そこで見、聞きしたかも知れない話、
あるいは誰かから聞かされた話を音楽に乗せて語っている。

戦士たちが戦う相手は奇妙な怪獣だ。空から光に包まれて来たとも。
戦士や国の人々はその空から来た残骸を「箱舟」と呼んでいる。
その「箱舟」から湧き出てくる奇妙な怪獣はここの世界にいる動物とは
比べ物にならない。パワーも大きさもケタ違いだ。
小さく弱い人々は効きそうにもない武器を手に戦う。

何千年戦っているのだろう?それでも人々は命をつなぎ生きながらえてきた。
終わりが見えない戦いの中で様々な物語は生まれたのだ。

演奏が終わると沈黙の時間が過ぎていく。依然として外の風は鳴いている。
戦士たちは蝋燭の光を見つめている。何を思っているのだろう?
ほどなくしてその吟遊詩人は再び演奏を始めたのだった。

閲覧数:609

投稿日:2024/04/12 23:42:04

長さ:03:22

ファイルサイズ:3.1MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

  • コメント3

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  • 歌詞・カードジャケット作品1

  • 不明なアーティスト

    元ネタ(素地)がないと出来ないことなので胸を張って良いと思います。前にも書いていますがゲーム音楽はセンスの良いものが多いので耳コピしてアレンジするのも良いかと思います。短いですからそんなに時間は掛からないと思います。私も初代メトロイドとゼルダの伝説は耳コピでDAWに入力してます。いい出来なのでアップしたいところですが、ピアプロはそういうところじゃないのでしてませんが、ニコ動とTUBEは動画にしないといけないので億劫ですし。

    2024/04/22 08:58:54

  • 不明なアーティスト

    ただ、私もDAWの機能の3割も使えていません。というか使い方が分からないしメニューの文言から想像して使い方を知ったようなものです。こういったツールは自分が表現したい手法を逆索引が出来ないので操作を知ることがすでに難しい。なので私も25年くらいやっていますが出来るのは基本的なところでしかないと思ってます。英語の歌詞は文面に違和感がなく、外国アーティストの歌詞と比べて問題なさそうならデスマス調は気にせずやってます。どうせネイティブじゃないし、逆にガイジンが日本語で歌わせているものも散見されますがヘンです。だから気にしてません。要するに自分が生きた証をこの世に残すことで、ネットのお陰で容易になり、貴殿もそれをしている時点でもう普通の人を超えています。なので後は尊敬するアーティストの音と比べて自分の音がどうかに向き合い、それ近づいたかどうかを考えて改善し続ける旅を続ける。それはそれは楽しい旅で、私の続けている旅でもあります。

    2024/04/13 19:49:30

  • 不明なアーティスト

    始まりのストリングスのコード進行もそのままです。素地は同じなのであとは色付けだけの話になります。あとはDAWの使い方とmixの方法を知るだけです。使う音色の選び方や後ろで鳴っている楽器のメロディラインもいろいろな音楽を聴いて引き出しを多く持てばそれなりにまとめることは出来ると思います。
    編曲の許諾をお願いしたのはこの楽曲のポテンシャルを感じていたからです。音の色付けについてはさまざまあると思いますが、自分としては元の音の魅力を引き出せたのではないかと感じています。ミクについてはベタ打ちもいいですがこういったメロディアスな音にはミクにも頑張ってもらう必要があります。
    英語の歌詞についてはメロディに合わせるために何度も翻訳ソフトでいろいろな文章を入れて選んでいます。翻訳のコツは逆翻訳することです。日本語で入れて得られた英語の文章を日本語に変換してみます。それで変な日本語になっていなければ採用します。グーグル翻訳が割と使えるようになったので今は使っていますが10年前はアメリカ人の人に文法の添削をしてもらってました。SNSで知り合った人です。

    2024/04/13 07:58:48

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