-----------------[・天使のはしご・]-----------------

作詞・作曲:Chief Meat

--------------------------------------------------

いつもの帰り道、雲ぐもの隙間から
「天使のはしご」が眩く輝いていた。

--------------------------------------------------

いつも夏の雨は急で、
降るも止むもその日次第。

止んだ後に香る空の澄んだ匂い、
胸に吸い込んでみよう。

ほら深々と。
目を閉じて、感じよう。

今だけは、どんな辛さも
夏風に委ねよう。

ふいに沈む心が一人では苦しくて、
無理に空を見上げて
「天使のはしご」を向いた。

--------------------------------------------------

踊り狂う不安に煽られ、潰され、
もう二度とは戻らない若さを無駄遣い。

いつ止むとも知れない時雨に打たれて、
しゃがみこんで震えた。

目を閉じ、耳をふさいで。

--------------------------------------------------

気が付けば、晴れ間がのぞき
朗らかに鳴く鳥が、あたしにこう告げるの

「ごらん、陽射しが眩しいよ?」と。

--------------------------------------------------

傘を閉じて、一人歩く。

ぽたり、ぽたり、落ちる雫。

もしも君がここにいたら、
二人、笑顔浮かべ、両手を繋いで、
見たこともない光芒を眺めてる。

あの光が差す先には、
どんな希望があるかな?

--------------------------------------------------

いつになれば晴れるの?
飛び交う雲たち。

ひたすら怯えていたら
時間は過ぎなくて。

いつ止むとも知れない大風に吹かれて、
手を握りしめている。

「その内、止む!」と叫んで。

--------------------------------------------------

いつか晴れは戻るの。
輝かしい空を待とう。

雲と雲の隙間に、
ほら、光る道を探そう。

いつもの帰り道、悲しみの合間にも、
「天使のはしご」が眩く輝いている。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

天使のはしご

結月ゆかりに歌ってもらった曲の歌詞です。
第一版なので若干変更される可能性があります。

雲の隙間から漏れる、木漏れ日のような光…
あれ、なんていうのかなと思ったら
一般的に通じる単語ってないんですね…。

仕方がないので英語で一般的に使われる
「Jacob's Ladder」の訳を使いました。

閲覧数:277

投稿日:2016/09/03 17:40:14

文字数:1,008文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました