もう一度繰り返す 何度目の終わりまで
また夢が覚めていく……『Start』
ここから
繭の中 遠くに聞こえていた
呼び声に 耳を澄ましていた
懐かしい 初めての筈の音
なぜかしら 涙ばかり零れて
知っていた その言葉 一言先まで
唱和する あの月の美しさを
『Give up and Retry.』 『Start』から『Ending』まで
境界を踏み越えた あの霧の幻想を
今此処で生きている 血の色を確かめて
ありふれた平穏な世界など要らないわ
繭の中 繰り返した眠りを
呼び覚ます 懐かしいあの調べ
目に映る 初めての道中は
なぜかしら 胸を昂らせて
目も眩むまぶしさに撃ち落とされたら
蝶のよう 黒い羽また広げて
『Give up and Retry.』 『Start』から『Ending』まで
境界を踏み越えた あの夜に辿り着く
今此処で生きている 私ならそれでいい
一睡の蝶ならば 春を待つ夢の中
永遠の月の夜 狂い咲く紅の花
吹き荒れる神の風 地の底の天照
星の海渡る船 目を覚ます神の宮
輝ける空の城 夢はまだ終わらないわ
・読み
もういちどくりかえす なんどめのおわりまで
またゆめがさめていく 『はじめから』
ここから
まゆのなか とおくにきこえていた
よびごえに みみをすましていた
なつかしい はじめてのはずのおと
なぜかしら なみだばかりこぼれて
しっていた そのことば ひとことさきまで
しょうわする あのつきのうつくしさを
もういちどくりかえす はじめからおわりまで
きょうかいをふみこえた あのきりのげんそうを
いまここでいきている ちのいろをたしかめて
ありふれたへいおんなせかいなどいらないわ
まゆのなか くりかえしたねむりを
よびさます なつかしいあのしらべ
めにうつる はじめてのすてーじは
なぜかしら むねをたかぶらせて
めもくらむ まぶしさに うちおとされたら
ちょうのよう くろいはねまたひろげて
もういちどくりかえす はじめからおわりまで
きょうかいをふみこえた あのよるにたどりつく
いまここでいきている わたしならそれでいい
いっすいのちょうならば はるをまつゆめのなか
えいえんのつきのよる くるいざくべにのはな
ふきあれるかみのかぜ ちのそこのあまてらす
ほしのうみわたるふね めをさますかみのみや
かがやけるそらのしろ ゆめはまだおわらないわ
『Give up and Retry.』
チルドPさんの曲http://piapro.jp/t/B9t-に
何度繰り返しても飽きない夢があります。
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