蒸らし淹れた紅茶に ひと匙の愛を
それであなたが微笑むなら
解けた砂糖みたい 甘く包みましょう
それでわたしが幸せなら

蝋燭の明かりが希望でも 溶け出した心が醜くなったら
灯火が照らした世界は 笑えるくらいにだって 灰色だよ

不甲斐なくそう思って あなたにできることは
もうわたしに何もないや くだらなく警鐘が頭の中響いて
もう隣にいられないや
だから見たい世界 嫌いになって
浅い未来 枯れてしまってる話
わたし あなたにとって
無駄でないと

よく出来た話の無声映画には
飾る言葉はいらないから
蓋を閉めたシチューを傍目煮込むように
揺れた心に蓋をしたの

幸福で満たされなくても
曖昧な会話に微笑み佇むの
聞き慣れたワルツで踊るよ
理想を真似て着飾って 夢を見るの

不甲斐なくそう思って
あなたにできることは
もうわたしに何もないや
錆び付く生活が ぐらつき音を立てて
平凡は難しいや

ただの一つも残せない
なにも残せちゃいない
これほどまでに何故
そうか夢を見過ぎていたのか

不甲斐なくそう思って あなたにできることは
もうわたしに何もないや
尽くした生活が泡のように消えてく
もう私に何もないや
だから期待 未来 逆さまだって
淡い世界 二人になっていきたい
未来 あなたにとって 無駄でないと

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

献身的なラヴソング

閲覧数:465

投稿日:2017/01/07 21:54:34

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました