荒れるような吹雪が
すべてを白く染め尽くしていく
それは一度描いた
絵を真っ白に戻すみたいに
空の青さえ白い
雪雲が埋め雪を降らせて
白いゼロの世界を
この視界へと見せつけている
街を彩った様々な色たちが
白色に染まっていく
この街のカラフルさが
失われるように
白く染まるこの世界を
白い紙に見立てながら
これから起きる未来を思い描いている
雪に埋もれたフィールドをひたすら踏みしめながら
*
天井に並ぶスピーカー
そこから音が降り注ぐような
そんな映画で別の
世界のように入り浸った
リアルに疲れてバーチャルな異世界へ
この視界、接続して
覗いたらリアルの明日
そのヒントがある
バーチャルな世界を抜けて
白いリアルな世界へと
戻った時思い描いた未来の姿
この手で叶えたいと願いながら歩みだした
* *
想いという絵筆、それを持ち描き出す
ビジョンには数えきれない
叶えたい願い事が
詰め込まれている
白いフィールドを駆け抜け
白い世界の奥深く
その先で待つ未来は思い描いていた
ビジョンへの入り口か?異なるリアルの世界か?
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