ルールは嫌いだ。
縛られることが嫌いだ。
だから僕は逃げる。

野良猫が一匹。

「何のために生きるの?」

野良猫は黙って僕を見下ろす。















私は、ただ走る君を見ている。

そして先程の野良猫にこう言った。

「私はすべて正せるよ。」











規則を破り、ぶちまける。

悪い輩を相手に喧嘩をする。
みんな、僕を止める。
けど、気付かない。
それすらも愚かだということに。










喧嘩をする君を見る。
晒され、壊され、傷付け合う。

「君は正しくない。私が、正しいの。」










そして僕は気付いた。
この世はすべて偽善だ。

僕は何をしているんだろう。







そして私は気付いた。
これらは何も産み出さない。

野良猫も、水に突き落とした。

何が悪?
何が善?
もう、わからない。

嘆く君に近寄る。

「一緒に狂いましょう。」

ありえない。許さない。憎い。辛い。苦しい。悲しい。虚しい。





君は僕を嘲る。

だから。
だから僕は君を突き飛ばした。


「諦めるよ。」

もう、嘘でもいい。構わないよ、許そう。

私を突き飛ばした君を愛せる気がする。


「狂おう、眠ろう、僕と一緒に。」

「私は」
「僕は」

―救われますか?





fin.

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パラジクロロベンゼン・アンチクロロベンゼン【自己解釈】

パラジクロロベンゼン・アンチクロロベンゼンの自己解釈です!

難しい…

テスト?
明日ですよ┐(  ̄ー ̄)┌ フッ

次回何書こっかなー
リク募集中!!

閲覧数:3,303

投稿日:2011/06/27 21:13:20

文字数:572文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

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  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想


    スゴい!!
    ちゃんと書けてる!!
    文才羨まし過ぎ!

    テスト頑張ってww
    私は今頑張ってるww

    2011/06/27 21:53:58

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