終極のとき
終極のとき
喧騒に惑わされ
目も耳も閉ざされて ああ
わたしは笑っていた
あなたの傍で
わたしの不浄の歌が
人々の心を揺さぶる時
あなたの永い眠りが
安らぐことは無い
最後の陽が昇る朝に
あなたの歌声(うた)が響く
滅び去ったしかばねに
清きとけがれ、善と悪
希望、絶望、愛と憎しみ
ああ
全ては
悠久の無の前に
立ち竦み
残るのは
わたしの
ひとしずくの涙
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