複雑怪奇遊園地 -ユ・メ・ノ・ク・ニ-
複雑怪奇遊園地の
扉の鍵は壊れて
進めば後には戻れない
思い浮かぶ幾つかの顔には
もう記憶も思考も辿り着けない
「こっちおいで」と
金の目した猫が鳴く
私を惑わす 暗い迷い道
歪む鉄路に
クルクルと回る歯車
私は逃れられない?
複雑怪奇遊園地ね
誰かの心の底で
歌う沢山の子供達
赤味がかる 黄昏た空の下で
消したい記憶まで呼び覚ますの
寂れた夜半に
酔いどれ山羊は管を巻く
機械仕掛けの星さえ消えていた
『WHO ARE YOU?』
誰一人見向きしない
ペンキの禿げた道標
複雑怪奇遊園地で
私とその他大勢
列を組む 蒼い顔の群れ
零れ落ちた 歌はまるで鎮魂歌
私の後ろで微笑む「ワタシ」
夕映えに紅く照る曼珠沙華に
優しい笑顔を重ねるの
音の消えた街の影 一人歩き
いつまでも「アイ」を探し続けた
奔放な言ノ葉はナイフのよう
心の深くを傷付ける
紅く染めた仮面を大人は纏う
複雑怪奇な世界の隅で
複雑怪奇遊園地に
今でも囚われた儘
子供の様に泣き続けてる
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ゆめのくにの
とびらのかぎは こわれて
すすめば あとにはもどれない
おもいうかぶ
いくつかのかおには もう
きおくも しこうも たどりつけない
こっちおいでと
きんのめした ねこがなく
わたしをまどわす くらいまよいみち
ゆがむてつろに
くるくると まわるはぐるま
わたしは のがれられない
ゆめのくにね
だれかの こころのそこで
うたう たくさんのこどもたち
あかみがかる たそがれた そらのしたで
けしたいきおくまで よびさますの
さびれたやはんに
よいどれやぎは くだをまく
きかいじかけのほしさえ きえていた
あなたはだあれ
だれひとり みむきしない
ぺんきのはげた みちしるべ
ゆめのくにで
わたしと そのたおおぜい
れつをくむ あおいかおのむれ
こぼれおちた うたはまるでれくいえむ
わたしのうしろで ほほえむわたし
ゆうばえに あかくてる まんじゅしゃげに
やさしいえがおを かさねるの
おとのきえた まちのかげ ひとりあるき
いつまでも あいをさがしつづけた
ほんぽうなことのはは ないふのよう
こころのふかくを きずつける
あかくそめたかめんを おとなはまとう
ふくざつかいきな せかいのすみで
ゆめのくにに
いまでもとらわれたまま
こどものように なきつづけてる
■複雑怪奇遊園地 -ユ・メ・ノ・ク・ニ-
sunocoさんの【ゴシック風】タイトル未定【歌詞募集】3/12追記(締切変更)への応募作です。
http://piapro.jp/t/ZYM_
@歌詞について
某有名テーマパークとは一切関係ありませんw
どうしてもこの言葉使うと連想されるけど関係ありません(^^;
ピーターパン症候群的ななにか。
イメージは大人になんかなりたくないよ~って感じですね。
ストーリーはあんまり意識していませんが、異世界に迷い込む→帰れなくなった、帰るもんか、みたいな感じです。
ダークでファンタジックで大好きな曲調の楽曲でした!
ピアノやオルーゴルもとても怪しい雰囲気出てました♪
できるだけダークなイメージになるよう書き進めました(^^)
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