分かり合えないあなたが
合いたい誰かに声嗄らした
形ばかりで笑った
あなたを叱る場所じゃないな

絡み合えないあなたと
合いたい未来を土に埋めた
がらんどうを抱きしめて
窓に縋った

臆病に臆病に
思えたのは
よく知る雨の音だから

いつか いつか いつか花を添えるような夜に
ずっと ずっと 浮かんでいたい
ぽつり ぽつり 声は雨に乗せられて囁く
泣かないでマリーゴールド
それでね、聞きたくもないわ。


飾り付けたいあなたに
気づかれる前に外へ捨てた
虚しさ纏う痛みが
我儘こねて仕方ないな

抱えきれないあなたが
消せない未来へ沈み込んだ
がらんどうに溺れては
底で縋った

曖昧に曖昧に
してしまうのは
よく知る雨の音だから

いつか いつか いつか花を添えるような夜に
ずっと ずっと 浮かんでいたい
ぽつり ぽつり 声は雨に乗せられて囁く
いかないでマリーゴールド
どこにも、あなたの朝は無いの。


ひとり ひとり空回って
分かりきった答えを抱いた

馬鹿になれたらどれほど良かったでしょう


いつか いつか いつか花を添えるような夜は
きっと きっと 来るはずもない

いつか いつか いつか夜に視えたような夢を
ずっと ずっと 浮かばせていたい
ぽつり ぽつり 今日も雨に乗せられて嘯く
いけないわマリーゴールド
それでも、愛してしまうの。

それでも、愛してしまったの。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

花を抱いた

あなたが分かっていること全て壊してしまいたい。


■飲み込んでしまったお話。

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投稿日:2020/01/04 01:49:42

文字数:597文字

カテゴリ:歌詞

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