愛で満たしてもただ虚しいからさ、
透過して

ラムネ瓶、サイダーで夏を描いて
頬に射した青が揺らいでいる
不確かな恋を今も引きずっているから

背負ったギターでかき鳴らして
繰り返す日々を呪っている
想い出すほどに心が渇いていく ただ

満たされないから言葉を
呑み込むままに息をする
君と話した日のことも
夢じゃないかと思うだけ

忘れられないまま
何時かは大人になって
かの夏を想い出して
期待してる分だけ胸が痛んでいるとか
馬鹿みたい

夜すがら
煩悩ばっかの僕を映して
この夏に射す茜
愛で満たしてもただ虚しいからさ、
透過して

折れ曲がったミラーが街を描いて
降り出した雨を映している
幼気な恋を忘れられないでいるから

曇った未来が嫌になって
振り返る意味も失くしている
歩いてくほどに分からなくなっていく ただ

離れられないまま
何時かは大人になって
かの夏を想うように
肥大してる愛で心が塞いでいるとか
馬鹿みたい

夜霞む
空に憂いてる僕を映して
この夏に咲く花に
藍を落としてもただ虚しいからもう、
どうかして

言葉を書いてる今日も
唄に綴った想いも
心悲しいねと笑い飛ばせたなら
楽になれたら

巡り巡ってる今日も
形のないこの想いも
このまま空に溶かしてしまえたなら
それでいいんだろう
  
忘れられないから
僕は大人になれずに
君だけ想い出して
痛いと分かっても捨てきれないでいるとか
馬鹿みたい

夜すがら
煩悩ばっかの僕を殺して
ただ明日を待つように
愛で満たした心は空っぽでさ
透過して

藍を落としてもただ虚しいからもう、
どうかして

愛で満たした心を笑うように、
透過して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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透過している 歌詞

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投稿日:2024/08/21 19:05:48

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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