A1
才能ないねってそんなの
自分が一番わかってるし
天才なんてそんな偶像を
夢見た覚えなんてないしさ
問題見る前から分かんないとか

B1
縛られたくないって言うくせに
縛られようとしてんのは自分じゃないか

C1
まあほら所詮僕も飛び火は御免だし
結局はやっぱり
そっち側なのかもしれないけどね
ねえ 結構頑張ったんだって
僕の実力はこの程度なの
勝手に買い被って期待しないでよ
もうやめてよ
見捨てるなら早くして

A2
聞き慣れてるはずの日本語が
やけに聞き取りにくくなってさ
どっか知らない場所にいるみたい
そもそも僕は馬鹿なんだ
君の言う愛してるの半分も

B2
理解なんか出来ちゃいないんだ
僕なんかさっさと手放した方がいいよ

C2
きっと君にとっていいことは無いからさ
結局はそれでも
手放せないのは僕のほうだからさ
笑えたもんじゃないや
手を伸ばしても届かないのに
それでも伸ばし続けているのは
振り向いて欲しかったのかも知れない
曖昧でさ
消えてしまいそうなんだよね

C3
無条件に夢を見たり求めたり
そんな幸せ
望むことすら僕ら許されないんだ
偉いと偉そうは違うって
そう思ってたけど
この世界じゃそんな現実も見えない
期待しないでよ
もう見えない
やっぱりさ
無意味なんだよ

C4
満面の慈愛溢れるその笑顔は
結局はやっぱり
ニセモノだったみたいだけどもね
つきもしない諦め抱え込んでさ
独りよがりを身につけちゃったね
まるでサーカスの見世物だろ？
これでもう
終わりだってさ

Bye Bye