-A
雫の垂れる音が 響いてく 細い管と針と 視線が添う
衰えた喉では 伝わらない それでも空気 震わせていた
この萎んだ腕は 昔々 愛する人のため 花を編んだ
お前の瞳にもいつか 見えるだろう 美しい草原の 景色が
-B
祝福された 人生とはとても言えないような 汚い路を
歩いてきた 進んでた 僕に輝いた 星の光
-S
鮮やかな草原の夢を見た 一番生きてると 感じた日々を
音は絡まり合い 旋律は止まずに
耳の奥で幸福を 奏でていた
数千の想いを脳細胞に 刻み付けて深く 消えない様に
空に描いて 花を編んで 僕の命がまた 君を知るよう
会いたい
-A
命の枯れる音が 伝わって 黒と緑と線が 沈黙した
無い声帯では 伝わらない これでも僕は 幸せなんだ
この萎んだ足は 昔々 愛する人のため 花を潰した
お前の瞳には愚かに 見えるだろう 醜い争いの ことだった
-B
祝福された 世界とはとても言えないような 醜い景色を
掌で覆い 輝かせた 傍で輝いた 星の光
-S
華やかな草原の夢を見た 一番の幸福を 感じた日々を
罪を重ねて 重い罰を与えて
縛り付けられて 許されて
幾万の花を編んで 僕に届けてくれた 君の姿を
トレースして 愛を歌い 積み上げていた 君のためだけの
花冠
-S
沢山の花冠を編んだんだ どうか君の髪を 飾ってほしい
星が輝くような その銀の光を
もう一度だけ撫でて 抱き寄せたい
幾億の星空に僕は祈る どうかこの想い出 色褪せないよう
夢が輝く 命が瞬く 僕の生を掛けて 愛を捧ぐ
君へ
-C
命は巡る 巡る 会いに行ける
長すぎた別れの日々を終えて
絆が呼ぶ 呼ぶ 君が呼んでる
飛び込んで抱きしめて 君に飾る
花冠
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