【志惑う】
なんでもできる気がした
はじまりの朝
互いにしのぎを削り
最果ての地へ
現れると思ってた
そんな仲間は
どうやら私の周りに
ひとりもいない
引っ張っても引っ張っても動かない
括られた紐を眺める
願っても願っても叶わない
水たまりが虚空を照らす
弱りきった足じゃもう
どこにも行けないな
そんな私をあざ笑うように
夜が流れ込んでくる
真面目に夢を語ってる
ほとんどの人は
前に進むフリをして
遠くばかり見てる
一緒に進んでくれる
人を探すより
ひとりで進みだすほうが
遠くへ行けるみたい
ああ 志惑う
見えない重りがのしかかる
ゴールもライバルも
どこなのか分からないまま
速く走ろうともがく
私の気持ちは
踏み出すことに悩んでる
人に分かるまい
引っ張っても引っ張っても動かない
括られた紐を眺める
願っても願っても叶わない
水たまりが虚空を照らす
弱りきった足じゃもう
どこにも行けないな
そんな私をあざ笑うように
夜が流れ込んでくる
コドクが降り注ぐ空
果てなき静寂
誰か私に教えてよ
夜明けの日を
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