工場は好きじゃないだって私を愛する指が穢れる
瞼は腫れていてでもあなたは弱音も吐かずにいるの

籠の外飛び回ってる私を見て
微笑むのは愛だけが理由ですか？

ただいまと言って抱きしめて孤独に寄り添いたいの
一人で泣く癖も知らないわけないから
強がりなんて意味はないのだってずっと側にいるの
涙の理由その全てを聞かせて

おかえりと言い擦り寄っても涙は拭えないけど
自慢の羽根だからハンカチ代わりにして
それであなたが安らぐのなら私は構わないの
インコは笑うあなたが誰より好きだから

あと何年待つつもり？夜更け毎に眺める男の写真
いい加減忘れたら？喉元まで出かかる冷たい言葉

今度こそ叱られるかもしれないけど
それでもいい笑ってほしいだけよ

そんな悲しい顔しないで悪いのは私だから
残酷なことを言っている自覚はあるの
あくまで彼を信じるのね止めることはしないけど
生憎私ヒトは信じないから

でもねあなたは昔からよお人好しが過ぎるから
特別なのかしら世話が焼けてしまうの
もう一年も放って置かれてどうして信じれるの？
インコは嘆くこんなに好きなのにどうして

幸せを運んでくれる青い鳥は
いつでもそう私じゃないヒトなの

お願い私を抱きしめて孤独に寄り添いたいの
一人で泣く癖も知らないわけないから
強がりなんて意味はないのだってずっと側にいるの
涙の理由その全てを聞かせて

あなたの元に風が吹いた青い鳥は羽ばたいた
この赤い羽根では大きすぎたみたいね
ささやかな愛それが全て今すぐ会いに行くのよ！
インコは笑うあなたが誰より好きだから