【Aメロ】
夏風に攫われ踊りだす髪
捕まえて 掻き上げる 君が微笑う
朝露にきらめいた ふたりの丘で
他愛ないフリをしてそれを見つめた

雨の匂い 曇り空 すれ違う鳥
見送って 寂し気な 君が微笑う
少しだけ重くなる足取りのまま
ふたりの最後の夏が終わる

【サビ】
この坂道を抜ければきっと
ふたりは二度と交わらない
強がって少し前を行く
君が背中で笑った

【Aメロ】
アキアカネ 夕月夜 季節は巡り
時にふと淡い日を思い出します
その度に少しの胸の痛みと
優しい気持ちを知り始めた

【サビ】
この坂道の途中でずっと
立ち止まったままの心
君がくれた世界を越えて
いつか迎えに行くから

【Bメロ】
そして何度目かの夏を見送って

【サビ】
この坂道も姿を変え
面影を連れ去る街で
振り返る君の微笑みも
オレンジ色に溶けてく

この坂道の先でいつか
新しい出会いを抱きしめ
幼い僕の手を握って
足跡を刻めるよう

さよなら、僕の青春

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

最後の夏

夏っぽい詞が書きたい!と思いつつ、例によって例のごとく、なんか明るい詞が書けない。
今回は切ない感じにまとまりました。
こんな甘酸っぱい経験がしてみたい人生でした。

閲覧数:60

投稿日:2019/10/15 10:55:38

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました