花に 風に 願いをのせて
今宵 君へ捧ぐ


春宵の霞に浮かぶ
花明かりの元で咲う
一年(ひととせ) 千年(ちとせ)に
待ちわびた人よ

今宵は未だ名も知らない
この心を音に寄せて
束の間 その目を
釘付けていたい


しゃんと鈴の音 玉響に
風に流れて
爆ぜる篝火
この頬に照る


花に 風に 願いをのせて
今宵 君へ捧ぐ
この手をのべれば
触れられるでしょうか

はらり 風は 花をさらって
揺らす 冴えた水面
目と目は交わり
君の熱を思う



凛とかざした舞扇
花びらのせて
君へ贈ろう
言葉ない文(ふみ)


花に 風に 願いをのせて
今宵 君へ捧ぐ
幾度も 季節は
移り行くとしても

一夜(ひとよ) 一夜 指折り数え
君に再び逢う
その時 その日を
ただ待ち焦がれては



花に 風に 願いをのせて
今宵 君へ捧ぐ
月影 満ちれば
夢路照らし出され

花も 風も 君に焦がれて
色を深めて往く
現に 酔わせて
君を閉じ込めたい


【補足版】( )書きのふりがな版です


花(はな)に 風(かぜ)に 願(ねが)いをのせて
今宵(こよい) 君(きみ)へ捧(ささ)ぐ


春宵(はるよい)の霞(かすみ)に浮(う)かぶ
花(はな)明(あ)かりの元(もと)で咲(わら)う
一年(ひととせ) 千年(ちとせ)に
待(ま)ちわびた人(ひと)よ

今宵(こよい)は未(ま)だ名(な)も知(し)らない
この心(こころ)を音(おと)に寄(よ)せて
束(つか)の間(ま) その目(め)を
釘付(くぎづ)けていたい


しゃんと鈴(すず)の音(ね) 玉響(たまゆら)に
風(かぜ)に流(なが)れて
爆(は)ぜる篝火(かがりび)
この頬(ほほ)に照(て)る


花(はな)に 風(かぜ)に 願(ねが)いをのせて
今宵(こよい) 君(きみ)へ捧(ささ)ぐ
この手(て)をのべれば
触(ふ)れられるでしょうか

はらり 風(かぜ)は 花(はな)をさらって
揺(ゆ)らす 冴(さ)えた水面(みなも)
目(め)と目(め)は交(まじ)わり
君(きみ)の熱(ねつ)を思(おも)う



凛(りん)とかざした舞扇(まいおうぎ)
花(はな)びらのせて
君(きみ)へ贈(おく)ろう
言葉(ことば)ない文(ふみ)


花(はな)に 風(かぜ)に 願(ねが)いをのせて
今宵(こよい) 君(きみ)へ捧(ささ)ぐ
幾度(いくど)も 季節(きせつ)は
移(うつ)り行(ゆ)くとしても

一夜(ひとよ) 一夜(ひとよ) 指折(ゆびお)り数(かぞ)え
君(きみ)に再(ふたた)び逢(あ)う
その時(とき) その日(ひ)を
ただ待(ま)ち焦(こ)がれては



花(はな)に 風(かぜ)に 願(ねが)いをのせて
今宵(こよい) 君(きみ)へ捧(ささ)ぐ
月影(つきかげ) 満(み)ちれば
夢路(ゆめじ)照(て)らし出(だ)され

花(はな)も 風(かぜ)も 君(きみ)に焦(こ)がれて
色(いろ)を深(ふか)めて往(ゆ)く
現(うつつ)に 酔(よ)わせて
君(きみ)を閉(と)じ込(こ)めたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

神遊(かみあそび)

神遊は、神楽の古語です。
桜の神へ捧げる舞を踊る巫子、儀式めいたシーンをイメージしました。

※moguwanPさんの曲への応募用歌詞から、曲募集中に変更になりました。

閲覧数:551

投稿日:2017/03/28 00:03:15

文字数:1,292文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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