掴みかけてた
答えは
すぐそこに
瞬いて

あの時はまだ
震えてた想いの片隅
認めたいはずがない
その綻び

ポケットに突っ込んで
隠したつもりでも
そうやってまた
何か失っているのだろう

明日になれなかった
今日を恨む
何事も無く時重ね
未来はいつも
期待外れなのに
壊れそうな意味を
少しずつ振り落とす

言わず仕舞いな
言葉は喉元くすぐって
伝えるべき誰か
どこか遠く

揉み消して
有耶無耶にしてんだよ
喧騒
容易く脆く
貴方は
崩れ去っていくけど

卑怯な笑い顔で
誤魔化した
誓った未来
切り抜けては
手に入れては
消えて
痛みなら
もう慣れた
麻薬じみた問い
当て無く
立ち止まった
注ぐ雲に
答える術はなく

捻れた旅路
地平線の先に
仰いだ
満天の空に
儚く流る星よ
降り注げ
薄情な夢の跡地へと
続いてく

明日になれない
今日を
生きた証
重ねた傷に刻んでる
未来はいつも
期待外れだから
存在の意義を
この時を
いつまでも