ふやけた指先で押し進めていく
蒸気を吐いてる玩具の汽車

白い手で伸ばすその先に
無事を願いながら滑らせる

幼げに泣き笑いしたこと
心地良く軋む車輪の音

本当は誰にでも優しくなんてない
正気であり続けるのに必死で
目映さに押し潰されないように
もがくのに精一杯なんだ

暗闇に抱かれた重い身体を起こす
その視線の先に開けた景色が見えた

「もしも迷いや戸惑いも受け止めて
何もかも全部愛せたら」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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全部愛せたら良かった。

閲覧数:83

投稿日:2021/03/07 06:10:06

文字数:199文字

カテゴリ:歌詞

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