A 君、

切れない刃物
未遂
部屋
こびりつく黴
視界
自己破壊の記述
破裂した、
君。
ミュンヒハウゼン


B 指を噛み切った
悲しい。何処へ行く
蝶々。劇場と
亡骸。赤い糸
処刑場の観客。
呟く。

S La,La.lala.lala...lala,la...
連れて行く。
轢かれた蟲の
La,La.lala.lala...lala,la...
折れた翅
舌の華、
食べて。

C 「僕は希死念慮を君の口から産み付けられて内臓を食い破られるために生きたのです。
それはカニバリズムとの共生とも比喩できる。
故に変態的食欲は肯定される。」


B痕が這い廻る
嬉しいから膿を吐いた。許せない
滲んだ虹彩は幼虫の
餌。目蓋を


S La,La.lala.lala...lala,la...
断末魔、赤い音、刺して。
La,La.lala.lala...lala,la...
ネクローシス
複眼で
見てよ。

S La,La.lala.lala...lala,la...
籠の色、
蕩ける瞼。
La,La.lala.lala...lala,la...
「歯車の味。」
「嘗めて...」
してよ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

複眼

ガラスケースに保管された眼窩のレプリカ。
それに舌の花を添えて食事の用意をしよう。

テーマは「節足動物=虫の共食いとヒト」
曲調は暗いピアノを主軸に添えた変拍子ロックを想定しました。
イラスト、曲ともに募集です。

いつもながらアウアウな内容です。ごめんなさい!orz

閲覧数:802

投稿日:2015/03/21 21:26:29

文字数:501文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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