薄暗くひとけのない部屋
カチッと何かを押す音 
おそるおそる目をあけてみる
誰かがのぞき込んでいる

体の中の電波時計が 
失われた時を追いかけ始め
目の前に立ちつくす君は
あなたに少し似てるような

記憶姿ふたつ重ね合わせて
君と音楽を探しにいこう
あなたが私たちに遺した
サビが抜けた楽譜の先

あの頃はいつだってあなたと共に
音楽をつくっていたね
さびしいよあなたがいない旋律は
色がつかないんだ


思い出のトンボ舞う景色は
黒いアスファルトに塗りつぶされた
あなたを思い起こすものは
音に求めるしかなくって

ひとつひとつあなたを想う音符
ふたりで繋いで歌にしよう
あなたの想いとかけあわせて
つくりあげる未来の音

ふたりであなたを追いかける日々は
記憶に深く刻まれた
あなたと過ごしていたあの日あの時の
優しい香りがする


あなたがいたころと同じように
音楽に浸っています
まだまだ未熟な私たち!だけど
みててくれるかな

さびしいよあなたがいない旋律に
色をのせるのは

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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遺した想いのその先に 歌詞

遺した想いのその先にの歌詞です。

閲覧数:131

投稿日:2019/08/31 13:31:16

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

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