握りしめた手 耳元には殻から波立つ音色
手繰り寄せたら添えた海桐花 (とべら)
六月の海に消えた

浮き上がる花弁 
開いた扉(ドア)の隙間に届いて十日
取り留めもなく響く声が
泡沫の夜に浮かんだ

脈打つ胸が鳴り響く虚貝(うつせがい)
漣(さざなみ)の後、この夜の鼓動を知るから。

聞こえる "波立つ音色" 繋いだ "手繰り寄せた"
浮かんだ "添えた海桐花 (とべら)"
「夜、君の名を呼んだ。」

脈打つ胸が鳴り響く虚貝(うつせがい)
行方も知れず どこか遠い世界へ
漣(さざなみ)の後、この夜の鼓動を知るから。

漣(さざなみ)の後...



※ふりがな

にぎりしめたて みみもとにわからからなみだつねいろ
たぐりよせたらそえたとべら
ろくがつのうみにきえた

うきあがるかべん 
あいたどあのすきまにとどいてとおか
とりとめもなくひびくこえが
ほうまつのよるにうかんだ

みゃくうつむねがなりひびくうつせがい
さざなみのあと、このよるのこどおおしるから。

きこえる "なみだつねいろ" つないだ "たぐりよせた"
うかんだ "そえたとべら"
「よる、きみのなおよんだ。」

みゃくうつむねがなりひびくうつせがい
ゆくえもしれず どこかとおいせかいえ
さざなみのあと、このよるのこどおおしるから。

さざなみのあと...

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Cherie

ひかる 様の楽曲の歌詞です。
https://piapro.jp/t/aPZ1

_______漣(さざなみ)の後、この夜の鼓動を知るから。

海桐花 の花言葉と貝殻
殻に閉じこもることを止めて扉から抜け出すというテーマです。
※Cherieはshellと音が近いことや"大切な人"という意味で付けました。

▽2022.06.01 youtube up " Cherie "
https://youtu.be/tfCUtlndQqk

閲覧数:599

投稿日:2022/05/30 10:10:27

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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