泡沫、藍に落としたそれのように
手のひらですくった水のように
ただ愛して、ただ愛して、
ただ愛して、零れ落ちていくのでした

海底、深い水中に光が射していた
泣いて、空っぽな自分を君が照らしていた
夕景、染まる水面に心が凪いでいた
泣いて、目の腫る貴方に笑ってほしかった

「こんな世界」と嘆いている
俯くばかりのこの人生の
ちょっとの余白に君がいる
それだけで良かったのに

そんな未来を描いている
夢見てばかりのこの人生も
何時か終わると分かっている
そうやって歩いている

泡沫、藍に落としたそれのように
手のひらですくった水のように
降り出して止まんない雨の描いた
軌道を映している

今さら愛想笑いが上手くなって
忘れることばかり怖くなって
ただ愛して、ただ愛して、
ただ愛して、零れ落ちていくのでした

海底、淡い透明を君と泳いでいた
泣いて、泣き疲れていた僕を笑っていた
夕景、映る月光に貴方を描いていた
泣いて、目を腫らしてるのは僕もそうだった

「こんな世界」と嘆いている
その声のひとつも愛おしくて

泡沫、藍に染まった僕の脳裏
その青で満たした日々のように
繰り返す憂いと未来との間に
胸が痛んでいる

今さら愛のひとつを唄ったって
生き方のひとつも分かんないし
置き去りにしていた僕の感情を
あなたに残していた

泡沫、藍に落としたそれのように
手の平ですくった水のように
降り出して止まんない涙の描いた
軌道を映していた

今さら愛想笑いが上手くなって
忘れることばかり怖くなって
ただ愛して、ただ愛して
ただ愛して、ただ愛して
ただ愛して、ただ愛して
ただ愛して、零れ落ちていくのでした

海底、深い水中に光が射していた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

藍は泡沫 歌詞

閲覧数:64

投稿日:2024/05/18 08:33:18

文字数:724文字

カテゴリ:歌詞

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