君さえいれば、なんて　くだらない歌は
掃いて捨てるほどに　転がって腐ってる
おざなりの返信　なんとなく迎合
孤独埋めるための　コミュニティーに用はない

繰り返す　歴史の中でみな
数えきれないものを
奪い、奪われたろう

闇の中を息を潜め　歩くような夜
頼りない月明かりは　傍観者気取り
手探りのままゆく道で　立ち止まればもう
囚われてゆくだけ　トコヤミ無情loneliness

言葉巧みな嘘　纏う術(すべ)なくば
弾かれて落ちてく　リアリティーは容赦ない

迷い込む　モノクロの雑踏
轍を辿る影は
まるで機械仕掛け

闇の中で息を潜め　姿隠すのは
光？　それともさらなる深い闇なのか
煌々と瞬くネオン　一時の享楽
溺れてしまうなら　モウモク自滅silliness

世界に眠る　たまゆらの夢
隔てられた星　今宵何を照らす

闇が讃(たた)う虚ろの街　惑い翳す手を
非情なる月明かりは　見下ろすばかりで
生まれ落ちた意味を問えど　立ち消える嘆き
聞く者もなければ　ザレゴト雑音dizziness
不条理は　嘲け、嗤い、欺く道化師
罪の深さを定めるものは何なのか
隠すより現る灯り　悪戯(いたずら)な希望
魅入られてしまえば　シュウエン崩落emptiness