頬杖ついた 冬の終わり
教室の隅 寂しい席
遠くで見てた 君の後ろ
外では枯葉が舞っていた

どうでもいいと 投げ出したら
冗談なのに 本気にして
みんなが全部を投げ出した
外には雪は降っていなかった

冷たい風にやられたのど
枯れた声で歌う僕の本音
全国順位は二千三百
現実ってきっとそんなもんさ


落書き帳を ひそませては
くだらない絵を 描きまくった
こっそり携帯 気にしながら
寝てノートとって また寝ていた

冷たい風が吹かなくなり
やがて春が僕らを包んだ
それはそれは幸せな日々で
現実ってこんなもんでいいのかな


気づけば春も 過ぎ去ってた
何度もあの頃を思い出す
寂しい席だと思ってた
寂しい自分って思ってた

それなのにいつも思い出す
思えばあの日々は最高で
君がいれば何でもよかった
そんなくだらない 毎日さ

今もそこそこ幸せなのに
なんで僕はこんな感じなんだ
後悔ゼロなんて無理でした だけど
現実ってきっとそんなもんだ


いつかまたそんな日が来たら
君のことは忘れるのかな
今の僕にはわからないけど
幸せはもう意外と近くにいる気がする

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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冬の唄

閲覧数:80

投稿日:2013/11/26 23:08:35

文字数:483文字

カテゴリ:歌詞

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