【L'épilogue(エピローグ)】
a
初めての恋をしてるのです
それは誰も知らないところで
2人きりの時間に刻んだ
とても幸せな時なのです
a
初めての景色だったのです
よく見知った視界の隅には
「隣にあなたがいてくれてる」
とても幸せな時なのです
b
あのとき話したこと、あのとき零したこと
覚えていてくれたのですか
向き合っていてくれたのですか
ありふれた言葉の種、芽吹かせてくれたのは
他の誰でもなくあなたで、
それ以上でも以下でもなくて
s
曖昧な距離感を 詰められないぎこちなさも
厳しさの裏側も 大好きだったのです
無意識に温もりを 求め続けた癖に僕は
寂しがり屋の顔を 隠してしまうのです
a
初めての恋をしてたのです
それは去り行く季節の中で
やっとのことで飲み込んだこと
「僕はひとりでは生きられない」
b
あのとき伝えたこと、あのとき信じたこと
間違いだと思いたくない
あなたに出逢えてよかったです
もどかしいこの距離と、解答(こたえ)の出ない気持ちに
ピリオドを打つ手が震えてる
さよならは昔から苦手でした
s
当たり前になっていた 2人の時間がいつしか
優しさの裏側に 溶かされていくのです
傷つけまいと僕は 下手くそに取り繕うけど
いつも上手(うわて)なあなたが また無理をするのでしょう
c
凍てついた手のひらを 嘲笑うように
惜しまれつつ閉じる幕が
これまでの足跡を 穏やかに消してゆく
s
跡形もない時間も 忘れられる訳がないのは
あなたがくれたものが あまりに多すぎるのです
s
曖昧な距離感を 詰められないぎこちなさも
厳しさの裏側も 大好きだったのです
無意識に温もりを 求め続けた癖に僕は
寂しがり屋の顔を 隠してしまうのです
a
初めての恋を知ったのです
それは誰も知らないところで
2人きりの時間に刻んだーー
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