A
冷めきったような青空が 零した涙の欠片を
なぞるだけでいつもそのままだ
A
ガキの頃に描いていた いつかの夢物語も
くしゃくしゃに破り捨てて 置いてきたんだよな
B
僕がいない世界だって きっと今と変わらなくて
演技はどうも苦手でさ まだ認めたくはないんだ
S
癒えないような孤独をずっと 抱えて生きていくんだ
「空の下で僕ら一人じゃない」なんて 歌を歌っていたけど
みんなみんな分かりあえる そんなのは空想なんだ
それでもまだ 息をする理由は きっと今の僕には分かんないや
A
言い訳のバリエーションが 増えてくだけの毎日に
拍手をしてくれたのなら マシになれるのかな?
C
誰かが考えた英雄譚の
脇役なんて僕は嫌だから
貶されるほどつまらない台本だとしても
五線譜に書き殴って声を枯らしてくよ
S
変わらないもの 変わってくもの どちらも忘れてるんだ
「大人になるってのはそういうことさ」なんて 歌を歌えばいいのかい?
軋む度痛む傷も 僕だけのものだって
言えたのなら 口に出せたのなら ちゃんと素直に笑えるのかな?
S
癒えないような孤独をずっと 抱えて生きていくんだ
「空の下で僕ら一人じゃない」なんて 歌は他に任せてさ
みんなみんな分かりあえる そんなのは空想だけど
それでもまだ 息をする理由を きっと今なら言える気がするから
また僕は歌を歌ってくよ
nevertheless
「それでもまだ、息をする理由」
作詞/Kiduna
作曲/募集
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