巡りゆく季節に 置き去りの心が
泣き叫ぶ 子供みたいに
涙の跡だけ残して


伸びた影 並び歩く
触れた肩 瞳(め)に映した横顔
交わる視線 照れ臭そうに
はにかむ君が好きだ


どんな時も その瞳(め)に映して
どんな時も その頭の中満たして
一日中 君に揺さぶられてる私みたいに


この世界に 二人きりなら
不安も悩みも 手放せるのに
チラついた過去の影が囁く 『今も好きよ』


傾く陽 独り思い出す
揺れる肩 俯き見えない顔
零れる涙 強がるように
微笑む君がイヤ


瞳(ファインダー)の 私をすり抜けて
投影した影に 怯えて傷つけた


この世界に ただ一人きり
虚しい 寂しい 縋りつくのに
チラついた過去の影は消え往(ゆ)く
君を連れて

あの時間に 戻れるのなら
不安も 悩みも 手放せるのに
チラついた君の影が囁く
『キミが好きだ』

呟く 「…君が好きだ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

eye mirror

えんきゅー/eNQueueさんの曲用(https://piapro.jp/t/JgTQ)に書かせて頂きました。

↓以下作品の説明になります↓

この作品のイメージとして、幼馴染、もしくは長い付き合いの友人という関係。
私はずっと好きだったけれど、君の方は私という大事な存在に気付かずなんとなく付き合ってみたりしていた。
その後支えてくれる私のことに気付き大事にしていくのですが、私の方が不安を抱えきれなくなって私を通して過去の誰かを見ているという被害妄想を拗らせていきます。
君は一生懸命気持ちを伝えますが、どうしても私の不安を拭うことは出来ず、自分のせいで私が泣いたり不安になったりするのに耐えられず好きだけど別れを切り出すといったお話です。
まだまだ語れることはありますが、長くなりそうなのでもう少し知りたいなどありましたらお知らせください。

↓ちなみに時間軸はこんな感じになってます↓

イントロ?部は未来軸(別れを迎えて時間が経ってる状態)のお話で、Aメロからの過去のお話を振り返る伏線みたいなものになればいい…な…。

1番は付き合い始めた頃

2番は別れを切り出された頃

閲覧数:165

投稿日:2024/05/03 18:08:36

文字数:390文字

カテゴリ:歌詞

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