降りしきる雪の里 静けき時
貴方の撫づる髪
潜みたる冬の雁 永久の調べ
蕾は固し

何処まで行ったの
会えぬと知らず送ったから
光の差さないここで 一人枯れたくない

全て置いて抜け出した
望むのはここにない
咲かせてよ

芽生えた緑が一息に膨らむ
解かれた帯が香を散らす
萎れず誇るは美しい憧憬
あたたかい眼で 再び溶かして

行き行くたびに
少女は多くを知ってしまう
幼い別れを決して繰り返さないように

契りのない待ち合わせ
彼の地へはまだ遠く
咲かせてよ

初めての赤が消えずに染みゆく
重ねるごとに鮮やかな
舞い散る花びら 貴方を誘う
遥かなこの地で眼が捕らえた

疾く向かへど
なほ落つべき花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花いくさ

過去に投稿した非正式歌詞

閲覧数:153

投稿日:2010/05/29 00:56:18

文字数:302文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました