止まったような静かな時間(とき)の流れの中で
君と過ごすこの小さな空間が僕の全てで
窓際に座る君が僕は大好きで
だから僕は君のために歌い続けよう


―窓際の老女 横で微笑む青年 一人の少女と多くの人形の記憶(おもい)を詰めた音色箱の終焉―(文のみ)


朝目が覚めたら真っ先にカーテンを開けよう
君に早く光をあげたいから
ごはんを食べたら一緒に散歩に行こう?
今日は天気がいいから、きっと鳥も歌ってる

止まったように感じる今はきっと幻想
零れる砂に例外はないのだから

知ってるよ 教えてくれた人がいたから
だからきっと大丈夫

声の出ない君の代わりに僕が歌おう
君の思いを君の代わりに紡ぐから
君が少しでも多く微笑んでいられるように


朝目が覚めたら真っ先に君の異変に気付く
君に光が無かったから
ごはんを食べたら一緒に散歩に行こう?
今日も天気がいいから、きっと鳥も歌ってるから

止まったように感じる今はきっと現実
零れる砂に例外はないのだから

分かってる 静かに受け入れてみせる
だからきっと大丈夫

詩が好きな君の代わりに僕が詠おう
僕の思いを僕が紡ごう
僕が少しでも長く微笑んでいられるように


僕を見つめる瞳が好きで
優しい笑顔が好きで
僕の歌に耳を傾ける君が好きだった

他の誰が笑ったとしても
この恋は本物だったと認めて下さい 


僕から最初で最後の贈り物
悲しい旋律の音色箱

君がいつでも音を思い出せるように
名も無きこの歌をあげるから

名も知らぬ誰かの贈り物 
私から最初で最後のおくりもの



ライセンス

  • 非営利目的に限ります

名も知らぬ誰かの贈り物

物語音楽2作目。がくぽさんの曲です。
物語的には最後にあたります。

少しMEIKO姉さんパートがあります

閲覧数:117

投稿日:2009/03/14 02:08:41

文字数:668文字

カテゴリ:歌詞

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