嗚呼 虚ろな瞳に何を映すのか 壊れかけのプライド
心許無いままの確かな感情 今 手を伸ばした

咲き誇れ 孤独の月が闇を照らす前に
守るべきものは何かと赤に染まる空を見てた
さよならの言葉が君を連れ去ってしまうのなら
飲み込んだ言葉は何処に咲けというのでしょう

懐かしい春の日の記憶の彼方に 落ちゆく人 ひとひら
嗚呼 誰よりも強くなれる気がしてた もう戻れないよ

月夜に咲くいつかの花桜 遠く君の影を追いかけて
朧げな光のように見えた 舞い上がる花弁 導いて


時だけが流れて消えた 答え探しの合間に
初めから解っていたよ この気持ちは…

咲き誇れ 孤独の月が闇を照らすように
大切なものが何かを君が教えてくれたんだ
変わらない心がここにあり続けるとするなら
残した想いがいつかは花開くのかな

春風が吹く音も無く 言葉の隙間を埋めて
手を伸ばしたら届くかな 確かな気持ちなら


桜よ 舞い散れ 咲き誇れ
永遠に闇夜を越え時を越え
朧げな光に冴え儚く 浮世の幻にいざさらば

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

桜月

パピ子りんさんの曲に作詞したものです

「咲き誇れ、孤独の月が闇を照らすように。」

※補足
・タイトルの読みは「さくらづき」
・もとの文は「胸」を「ここ」と読ませていました
『変わらない心がここに~』

2013/06/01 投稿
パピ子りん1stアルバム『コイノミュージックアワー』収録

閲覧数:1,228

投稿日:2014/03/09 20:57:04

文字数:442文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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